参加支援・ひきこもりサポート事業

参加サポート事業「さんぽみち」における交流・就労体験の概要

鳥羽市社会福祉協議会

参加サポート事業は社会参加の回避が長期化し、生きづらさを感じている方、自宅中心の生活で地域での交流を行うことが苦手と感じている方、自宅以外で活動したいが、きっかけがないと悩んでいる方、求職活動を行うことが困難な方や、就労経験がなく求職活動のための知識がない方等を対象に、社会参加や一般就労に向けた基礎能力の形成を目的としています。
社会参加の喚起および、その動機付けを行うなど、対象者の状態に応じた段階的な支援を一貫して行い、その段階に応じて交流及び就労体験を実施するものです。

交流・就労体験の依頼先
受け入れ可能な団体及び市内事業所に協力団体として登録していただきます。
参加サポート事業を利用している対象者で、協力団体での交流・就労体験を希望する方があったときに受け入れをご相談させていただく場合があります。
体験頻度・支援期間
上記の図のように対象者によって段階に違いがありますが、生活自立サポート段階が終了した方について、1日1時間程度から最大6時間(午前3時間・午後3時間)程度を最大週5日間までの体験を無理なくできるよう段階的にすすめていきます。また、支援期間は対象者の状態に応じ設定しますが(最長は1年)、ご相談させていただきます。
謝金
体験を受け入れていただいた事業所への謝金は次表のとおりとします。
体 験 時 間 交流体験 就労体験
2時間以下 500円 1,000円
2時間超4時間以下 1,000円 2,000円
4時間超6時間以下 1,500円 3,000円

体験中の支援
事前に事業説明や実施内容・援助方針・日程・期間・ルールなどを団体・支援者・対象者で相談し確認します。
また、支援者が同行又は同席するなどにより、体験中も支援を行います。
対象者本人が支援途中で終了を希望したり、協議の結果途中終了が適当と判断した場合は体験を終了することもあります。

体験中の事故
体験中は安全に十分留意しますが、体験場所等への行き帰りや体験中にあったケガや事故等に対しては「ボランティア行事用保険」の規定を準用するものとします。

*自宅以外の場所に出かけることができる。
*体験の中で他人とのかかわり方に慣れる。
*自分の得意なこと、やってみたいことを見つけ、社会との交流ができる。     など

*決められた日時に出勤できる。
*決まった作業ができる。
*一定時間で一定の作業をこなすことができる。
*人とのかかわりの中で仕事をすることができる。      など