社会福祉協議会とは

会長挨拶

皆さんこんにちは。この度、令和7年6月25日付けで再度、鳥羽市社会福祉協議会会長に就任しました中村幸照です。就任に際しまして、その職責の重大さを痛感し身の引き締まる思いでありますが、これからも役員・職員との意思疎通を図り進むべき方向を共有し、当協議会の運営や地域福祉に関する現状と課題解決に取り組んでいきたいと思います。
今私たちが暮らしている地域社会では、人口減少や少子高齢化、高齢者だけの世帯の増加、過疎化、つながりの希薄化などが同時進行しています。その中で、地域の町内会活動・福祉活動の担い手不足や日常生活での困りごと、心配事の顕在化、生活困窮者や災害時の支援活動や避難対応などが大きな課題になっています。
このような地域の様相を考えると、「住み慣れた地域で安心して暮らしていくため、福祉でまちづくりを進める」と言う社協の果たすべき役割が明確になっていると思います。
当協議会のそれぞれの部門が連携し、地域の皆様から社協会費、共同募金などのご協力を頂いている事の意味を常に忘れず、「社協、良く頑張っているな」と評価頂けるよう努力してまいります。どうぞ、皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせて頂きます。

社会福祉協議会とは?

鳥羽市社会福祉協議会は地域福祉を充実させるために、市民のみなさまとともに考え、実践します。
地域福祉とは誰かの困りごとを地域の問題として考え、ボランティアや近所の人たちと助けあい、支えていくことであったり、身近なところで気軽に福祉の相談ができて、福祉サービスが利用できたり、障害者や高齢者といった区別なく、だれもが地域の一員として認め合い、地域社会に参加できるまちづくりを進めていくものです。
社会福祉協議会は、これらの地域福祉の活動や取り組みがスムーズに進むように調整したり、地域の活動を支援したり、情報の収集・提供を行う、公共性の高い民間組織です。地域に暮らすみなさまのほか、自治会、老人クラブ、ボランティア、民生児童委員、行政、保健・医療など関係機関の参加・協力のもと、地域の人びとが住み慣れたまちで安心して生活することのできる「福祉のまちづくり」の実現をめざし、さまざまな活動をおこなっています。

社協の運営はどうなっているの?

社会福祉協議会は、理事会、評議員会の議決・決定によって事務局がさまざまな事業や取り組みを行っています。

社協の財源・募金活動

鳥羽市社会福祉協議会は以下の財源により運営されています。

  • 社協会員会費
  • 寄付金
  • 共同募金配分金
  • 介護保険事業収入
  • 市・県社協などからの補助金・委託金

社協会員会費

鳥羽市社会福祉協議会では、すべての住民の皆さんが、住み慣れた場所で安心して自分らしく生活できる「福祉のまちづくり」をめざし、さまざまな活動や事業に取り組んでいます。その活動の財源として中心になるのが『社協会員会費』です。
地域福祉の原動力であり、社協を支える柱ともいえる会員増強にあたたかいご支援・ご協力をお願いたします。

【募集期間】毎年7月1日~8月末

種別 対象 会費(年額)
個人会員会費 一般の市民の方 500円(一口)
特別会員会費 企業・団体・福祉施設等 5,000円(一口)

赤い羽根共同募金

みなさまからお寄せいただく募金は、民間社会福祉施設、団体等に配分され、施設整備や福祉団体の育成に役立てられたり、地域での福祉活動の振興に活用されます。

【運動期間】毎年10月1日~12月31日

皆様からお寄せいただきました会費・共同募金は、次の地域福祉推進事業に活用させていただきました。

  • 高齢者・障がい者・子育て・ボランティア団体等への活動助成
  • 福祉協力校での福祉教育推進事業
  • TOBAひだまりフェスタの開催
  • 広報紙(福祉ウェーブ)の発行
  • 公園遊具設置・修理助成(町内会管理の公園に限る)
  • 介護機器・レクリエーション用具・福祉体験用具等の無料貸出
  • その他地域福祉推進事業