社会福祉協議会とは

会長挨拶

皆さんこんにちは。この度、令和4年6月28日付けで鳥羽市社会福祉協議会会長に就任しました中村幸照です。就任に際しまして、その職責の重大さを痛感し身の引き締まる思いでありますが、地域福祉推進のため精一杯職務に励む所存でございますのでどうか宜しくお願い申し上げます。
さて、昨今は家族や地域でのつながりが希薄化する中、複雑・多様化する生活課題を抱えている世帯のほか、新型コロナウイルス感染症の拡大により雇い止め等で生活困窮に陥った世帯や、生きづらさを抱えながら生活している世帯は増加しております。こういった様々な問題に対し、一人一人
の声を大切に捉え、解決に向けた取り組みを進めていけたらと考えております。
鳥羽市社会福祉協議会の理念である「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり」の実現に向け、地域福祉を推進する福祉団体として市民の皆様方のお力添えを頂きながら、その役割を十分に発揮することができるよう役員・職員一丸となり、精一杯の努力を重ねて参りたいと存じますので、皆様方のご理解とご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、就任の挨拶とさせて頂きます。

社会福祉協議会とは?

鳥羽市社会福祉協議会は地域福祉を充実させるために、市民のみなさまとともに考え、実践します。
地域福祉とは誰かの困りごとを地域の問題として考え、ボランティアや近所の人たちと助けあい、支えていくことであったり、身近なところで気軽に福祉の相談ができて、福祉サービスが利用できたり、障害者や高齢者といった区別なく、だれもが地域の一員として認め合い、地域社会に参加できるまちづくりを進めていくものです。
社会福祉協議会は、これらの地域福祉の活動や取り組みがスムーズに進むように調整したり、地域の活動を支援したり、情報の収集・提供を行う、公共性の高い民間組織です。地域に暮らすみなさまのほか、自治会、老人クラブ、ボランティア、民生児童委員、行政、保健・医療など関係機関の参加・協力のもと、地域の人びとが住み慣れたまちで安心して生活することのできる「福祉のまちづくり」の実現をめざし、さまざまな活動をおこなっています。

社協の運営はどうなっているの?

社会福祉協議会は、理事会、評議員会の議決・決定によって事務局がさまざまな事業や取り組みを行っています。

社協の財源・募金活動

鳥羽市社会福祉協議会は以下の財源により運営されています。

  • 社協会員会費
  • 寄付金
  • 共同募金配分金
  • 介護保険事業収入
  • 市・県社協などからの補助金・委託金

社協会員会費

鳥羽市社会福祉協議会では、すべての住民の皆さんが、住み慣れた場所で安心して自分らしく生活できる「福祉のまちづくり」をめざし、さまざまな活動や事業に取り組んでいます。その活動の財源として中心になるのが『社協会員会費』です。
地域福祉の原動力であり、社協を支える柱ともいえる会員増強にあたたかいご支援・ご協力をお願いたします。

【募集期間】毎年7月1日~8月末

種別 対象 会費(年額)
個人会員会費 一般の市民の方 500円(一口)
特別会員会費 企業・団体・福祉施設等 5,000円(一口)

赤い羽根共同募金

みなさまからお寄せいただく募金は、民間社会福祉施設、団体等に配分され、施設整備や福祉団体の育成に役立てられたり、地域での福祉活動の振興に活用されます。

【運動期間】毎年10月1日~12月31日

皆様からお寄せいただきました会費・共同募金は、次の地域福祉推進事業に活用させていただきました。

  • 交通不便地(離島地区など)における無料マッサージ事業
  • 高齢者・障がい者・子育て・ボランティア団体等への活動助成
  • 福祉協力校での福祉教育推進事業
  • ひだまりフェスタの開催
  • 広報紙(福祉ウェーブ)の発行
  • 公園遊具設置・修理助成(町内会管理の公園に限る)
  • 介護機器・レクリエーション用具・福祉体験用具等の無料貸出
  • その他地域福祉推進事業